京名物を代表してその風味を誇る京銘菓「八ツ橋」は、一説には貞享二年(1684年)六月十二日、享年七十二歳で没した筝曲の祖「八ツ橋検校」を偲ぶため、その弟子たちが白米に砂糖を加え堅焼きにした菓子をつくり、供えたのが始まりだと言い伝えられています。幾多の筝曲を後の世に伝えた検校の徳を讃え、その形は琴を象ったそうであります。 御殿八ッ橋は、昔ながらのニッキの爽やかな風味と、八ツ橋の生地にケシの実を加える等独自の工夫により香ばしさを出し、現在でも根強い人気を得ています。
京名物を代表してその風味を誇る京銘菓「八ツ橋」は、一説には貞享二年(1684年)六月十二日、享年七十二歳で没した筝曲の祖「八ツ橋検校」を偲ぶため、その弟子たちが白米に砂糖を加え堅焼きにした菓子をつくり、供えたのが始まりだと言い伝えられています。幾多の筝曲を後の世に伝えた検校の徳を讃え、その形は琴を象ったそうであります。
御殿八ッ橋は、昔ながらのニッキの爽やかな風味と、八ツ橋の生地にケシの実を加える等独自の工夫により香ばしさを出し、現在でも根強い人気を得ています。